なぜ、無意味な画像を差しはさむのか?─ネットの悪しき風潮

ブログを見ていると、時折、記事タイトル直下に大きな画像が差し挟まれていることがよくあります。あれはどういった理由で掲載しているのか、いつも疑問に思っておりました。

ニュースメディアなどでは、その記事内容を説明し、補完するためのイメージ画像が挿入されることはよくあります。例えば、安倍首相の演説ならそのときの様子を撮影した画像などが掲載されるわけですが、これには必然性があり、特におかしなこともありません。

また、企業などではいわゆるブランディング画像が挿入されていることがあり、ビジョンだとか、イメージなどかが工夫されて掲載されています。これも企業イメージをブランディングするという意図がありますので当然かと思います。

けれども、ごく一般的なブログでまったく関連性のない、意味の分からない画像が挿入されているケースが実に多いのです。

本日も年末調整について調べていたのですが、税務計算の方法を解説しているページで、なぜか男性が腕を突き上げてポーズをとっている画像が差し込まれていました。その画像に何らかの意図が隠されているのか、ちょっと考えてみましたが、どう考えても特に何の意味も脈絡もない画像です。

この理由を考えてみますに、おそらく、大き目の画像をタイトル下に挿入しておけば、スクロールしないと第1行目が見えてきませんので、訪問者は仕方なくスクロールすることになると思います。

そうしますと、右サイドバーの中央の部分が表示されるようになり、その部分の広告が表示されることでインプレッション数が上がる、結果として広告収入が増える、とそういう意図が隠されているのではないかとボクは考えております。

また、スクロールされることで直帰扱いにはならないという意図もあるのかもしれません。検索エンジンでは、検索結果からそのまま直帰されて離脱率が高いとSEO対策には不利といわれてますので、離脱率防止的な意味合いもあるのだろうと思います。

けれども、訪問者にとってはこれは迷惑な話です。

第一、その画像を閲覧することには何の意味もないので1瞬の思考が無駄になります。また、スクロールした結果、内容も特にないようという記事のことも多いのです。

あと、「何とかの5つの方法」とか、「何なにするための10個の秘訣」とか、無駄に具体的な数字を掲載してあおっているタイトルがけっこう多いですが、ぶっちゃけ、3つでも5つでもその数字自体には特に意味がないんじゃね?って気もしてしまうのです。

そういう手法はページビューが増えるとか、タイトルのクリック率がよくなるとかいわれてマニュアル化されていますが、それ自体には何の意味もないことですので、かえって逆効果のような気がしております。