ネット投票は技術的にどうなのか?

総選挙の投票率があまりかんばしくないようですが、ネット投票があったらもっと投票率は上がるのではないかなと思っております。

今の時代、住基カードに電子証明を入れることができますので、これによる本人確認もe-taxなどですでに実用化されているわけですから、技術的にもネット投票ができるはずなのですがそういった声があまり出てきません。

エストニアなどのヨーロッパの方では既に実施されているのに、なぜこれをしないのか?という疑問があります。

事前にネット投票をするのか、それとも紙での投票をするのかをあらかじめ申告しておき、ネット投票する場合には紙での投票用紙を送付しなければ、重複での投票も避けられるはずです。

税務申告とかはe-taxで普通にやっているわけですので、やろうと思えばできるとは思うのですが、何等かの技術的な問題があった場合でも、ネット投票をした人だけを対象に再投票するという形にしておけば、リスクも軽減できるものと思われます。

最終的には、技術的な完成度をいかにして高めるのかという点に尽きるものと思いますが、このへんの関心があまり高くないように感じております。

日本の若者がまず考えるべきこと、それはネット投票を実現させることが急務なのではないかと思います。ネット投票は政治を若者の手に取り戻す強力なツールとなりえますので、まずはここからはじめるべきでしょう。

国に1000兆円もの借金を作るぐらいでしたら、国民全員に住基カードと電子証明書を無料で配布するぐらいのことはやるべきです。これにかかる費用などはたかが知れているのに対し、得られる恩恵ははかりしれません。


ただ、ネット投票を解禁にしますと、ボックス内で行う紙での投票と比較しますと、誰に投票したのかが、ばれちゃうというデメリットがあるかもしれません。

例えば、家族ぐるみでA党を応援しているとして、自分だけ実はナイショでB党に投票しようと思っていても、居間のパソコンでネット投票をする場合は後ろからみられたりしてばれちゃうと思います。

その結果、「A党を支持できないなら、あんたは当家から出ていきなさい!」とか言われちゃったりして、家族問題に発展してしまう可能性もあります。

あるいは、パスワードを知っている場合、かってに家族のIDカードを使って、みんなの分を投票しちゃうとかも考えられます。

チョイワルなお父さんが「ついでにみんなの分も投票しといたから~。」みたいな感じで家族分までかってに投票してしまって、「ちょっとー。ワタシの分までかってに投票しないでよー。もうっ!」というようなケースも考えられます。

または、組織票がからむ団体の場合、集会などで全員が見ているなかで投票することを強制される可能性もあるのではないかと思います。

技術的な問題もあるかとは思いますが、そのような投票を強制されるような可能性も出てくることを考えますと、かなり複雑な問題のような気もします。

いずれにしても、こうしたデメリットよりも、メリットの方がはるかに多いと思いますので、何等かの形で技術的な問題をクリアし、ネット投票の実現をはかる方向に持っていくべきではないかと思います。